再キャリブレーションによって、時間の経過とともに出力結果に変化が生じたプリンターを元の状態に戻すことが できます。変化が起こる理由は以下のようなものが考えられる:
- 印刷環境の変化
- プリントヘッドの劣化
- メディアの品質の違い
再キャリブレーションでプロファイルを以前の「Golden State」(黄金状態)に戻します。
再キャリブレーションを行うタイミング
以下の場合、再キャリブレーションを行うことをお勧めします:
- 印刷で色の変化に気づいた時
- 出力結果がISO標準から大きくズレている
- RIPの出力デバイスの設定にある再キャリブレーションの間隔になった時
再キャリブレーションのやり方
ステップ:
- Calibratorを開き、再キャリブレーションしたいプロファイルを選択します。
- 再キャリブレーションアイコンをクリックします。
- 「次へ」をクリックして、PMMの設定と品質基準を確認する。
- テストチャートを印刷します。
- テストチャートを測定します。
- 表示された平均値および最大ΔE値、ΔL値によって再キャリブレーションの出力結果を評価できます。プロファイル統計値(dE、dL、da、db)を確認することができます。
- 「終了」を選択し、キャリブレーションの結果を受け入れるか、「改善」を選択し再度キャリブレーションを行って、ΔEをさらに抑えます。