プリントファクトリークイックスタートガイド

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ライセンスのアクティベート

手順はとても簡単です:

これで下準備は完了です。

新しいデバイスのセットアップ

新しいデバイスのセットアップは数秒で終わります。使用感を最良に維持するため、RIP一台につき、プリンターの数は三台以内にすることをお勧めします。

ステップ1:新しいデバイスの追加

PrintFactory RIPを起動し、「ファイル」プルダウンメニュー→出力デバイス→新規作成

プロパティダイアログが表示されます。

プリンターの名前を入力します。同じ機種を複数所持している場合、区別しやすい名前を入力するようにしてください。

プリンターのメーカーやモデルを選んでください。接続オプションを指定してください。

  • - USBで接続したい場合、ポートを選びます。
  • - TCP/IPで接続したい場合、プリンターのIPアドレスを入力してください。

「OK」をクリックすると、設定した名前でプリンターがメイン画面に追加されます。

新しいプリンタープロファイルの作成

インクジェットプリンターの出力結果をコントロールするために、PrintFactoryは 1 つのプリンター・メディア・モードファイル (PMM) 内で 2 つのDevice-Linkプロファイルを使用します。

PMMはドライバー設定に関する複雑な情報をまとめ、お使いするプリンターとメディアのユニークな組み合わせを処理します。

PMMの中身:

メディアプロファイルはデバイスのキャリブレーションと再キャリブレーションに使用され、Device-Linkは製造標準に合わせるために使用されています。

Device-Linkプロファイルの作成方法

Calibratorを開き、左上のプリンタープルダウンメニューを見つけます。

クリックし、メディアプロファイルを使用したいプリンターを選んでください。

選択し終わったら、右のアイコンバーにあるキャリブレーションウィザードのアイコンをクリックしてください。

次のポップアップウィンドウの中でもう一度プリンターを指定してください。キューは選択しないように注意してください。

プルーフする場合は、これらの項目を調整します。使用するメディアに合わせてメディアタイプを変更する必要があります。その後、「次へ」をクリックします。

プロファイルに適切な名前を入力してください。作成者以外の人でも認識できるような名前にすることをおすすめします。画像のように、「プリンターの内部線形化を上書きする」にチェックをいれます。

チャートをプリントアウトし、プリンターの線形化を行ってください。分光光度計を状況に応じて正しく設定し、適切なサイズのメディアがセットされていることを確認してください。

測定の準備ができたら、左上の「印刷」をクリックしてください。

ILS20またはILS30をお使いの場合、プリンターが自動的にチャートを印刷し、測定します。それ以外の場合、チャートが印刷されたら、画面の「測定」アイコンを押して測定してください。

測定値が入力されると、リアルタイムでパッチに測定した色が表示されます。

この画面で、プリンター/メディアの組み合わせによって到達可能な最大色域を確認することができます。

CMYK モードでは、インクの分割は自動的に決定されます。この段階では何も変更する必要はありません (もちろん、変更したい場合は別です)。[次へ] をクリックするだけです。

一般的に、全体のインク制限を手動で調整する必要はありません。適切なメディアプリセットを選択していれば、最適な数値を自動で算出されます。

プリンターとメディアの PMM を作成する準備ができました。

VISUカラーエンジンを選択します。ECI チャートを印刷する前に、分光光度計とメディアの設定が正しいことを再度確認してください。

通常通り分光光度計でチャートを測定します。

 ILS20 および ILS 30 の場合、チャートは自動で測定されます。それ以外の場合、印刷が終了したら「測定」アイコンをクリックし、測定を開始してください。

測定値を受信すると、パッチの色が埋められていきます。

「次へ」をクリックし、プロファイルの計算を待ちます。

ここで、作成したPMM が ISO Coated標準に対する有効性が表示されます。ウィンドウをクリックすると、ツールを回転したり操作したりできるようになります。

印刷に使いたいバリアントを選んでください―ここでは、Visual Matchを選びます。



スポットカラーライブラリ

PrintFactoryには、最も使われるスポットカラーライブラリを複数内蔵しています。例えば:

画像に付属されたライブラリのスポットカラーが含まれている場合、自動的に正しい LAB 値にマッピングされます。

スポットカラーの調整

あるスポットカラーを視覚的に目標の色に近づけるために手動で調整したい場合は、先ずはそのスポットカラーをPMM にインポートします。

インポートしたら、「調整」ボタンを押して、画面に表示されたスウォッチチャートを印刷し、目視で確認した後、希望の色に近いパッチを選択できます。

調整したスポットカラーは、プリインストールされたライブラリのスポットカラーの代わりに使用されますが、調整を加えた PMM で印刷する場合のみ変更が適用されます。調整したら、メニューバーの右上にあるディスクボタンをクリックすると、調整したスポットカラーをPMM に保存できます。

また、自作のスポットカラーをPMMに追加して、独自のスポットカラーライブラリを作成することもできます。+ボタンをクリックして、スポットカラーに名前を付け、手動で入力するか、スポット測定機能を備えた対応可能な分光光度計を使用して値を測定します。

これで完了です。これで、スポットカラーがそのプロファイルで使用可能になり、画像内に一致する名前の色がある時、PMM内の色を参照として使用されます。

注意点: 画像内に PMM またはライブラリにないカスタムスポットカラーがある場合、Lab 値がある限り、カスタムスポットカラーであるかのようにレンダリングされます。