スポットカラーに名前を付ける
ステップ:
- Calibratorを開き、モードを選択し、スポットカラーをクリックします。
- 下の+ボタンをクリックし、スポットカラーを追加してください。
- 「スポットカラーの追加」ウィンドウ
スポットカラーを追加するには、三つの方法があります。
CIELabとCMYK、または分光光度計で手元にある色を測定します。 - 画像内のスポットカラーと正確に一致するように追加したカラーに名前を付ける。(大文字、小文字も完全に一致するようにしてください)
- 必要に応じて、CIELabかCMYKを選んで手動で数値を入力します。
- 数値を入れる
- 必要であれば、不透明度を調整します。
- 「OK」をクリックし、スポットカラーをライブラリに追加します。
続けてスポットカラーを追加したい時は、+ボタンを押してこれまでの操作を繰り返します。
または、-ボタンで不要なスポットカラーを削除できます。
数値の入力ではなく、測定で追加したい場合は、「スポットカラーの追加」ウィンドウで「測定」をクリックし、分光光度計の指示に従って測定をしてください。
注意:プロファイル内に特殊カラーが含まれている場合、スポットカラーの追加はLab値のみを入力可能です。この時、CMYKはグレー表示になります。
名前付きスポットカラーの調整
ステップ:
- Calibratorを開き、モードを選択し、スポットカラーをクリックします。
- 下の調整ボタンをクリックし、スポットカラーをチューニングします。
スポットカラー調整ウィンドウが表示されます。
この画面には、4つのエリアがあります。右のグリッドは選択できる範囲のプレビューです。
グリッドはスウォッチの位置を示す座標で構成され、アルファベットは上部に、数字は下部に表示されます。カーソルをこのグリッドの上に移動すると、数値が表示されます。下にある+/-/0ボタンをクリックするとプレビューを拡大縮小したりできます。
左上のエリアには、調整の元となるスウォッチと今選択中のスウォッチが表示されます。
寸法:利用可能な三つの次元:1D,2D,3D
バリエーション:2つのカラースペースから選択し、グリッドを定義します。
Lab (明度、緑から赤、青から黄)
LCh(明度、彩度、色相)
パッチサイズ:スウォッチがプリントアウトされる際のサイズ(範囲:10 mm~50 mm)
ステップサイズ:スウォッチ間のシフトの程度
カウント:スウォッチの数
横、縦、ページ:横とは数字がついている行を指すのに対し、縦とはアルファベットがついている列を意味します。ページは、チャートのページ全体の設定です。
ホワイト:ホワイト生成の方法
設定が完了すると、「印刷」し、目でスウォッチを見比べます。エクスポートすると、設定が保存され、今後Calibratorのスポットカラーにインポートすることができます。
印刷されたチャートから最も目標の色に近い色を選んだら、「調整」ウィンドウに戻ってそれを特定し、選択してください。
「OK」をクリックすると、選択されたスポットカラーが元の色に代わって適用されます。このPMM内でこのスポットカラーが使用された場合、すべてのジョブにおいて新しいスポットカラーの色で出力がなされます。