特定のジョブの情報を確認することができます。ジョブの情報以外にも、ジョブが配置されているキューの情報についても確認できます。
ジョブ情報を見るには、以下のいずれかの操作を行ってください:
- 検査したいジョブをリストから選んで、ダブルクリックしてください。
- 検査したいジョブを右クリックし、メニューからジョブ検査をクリックしてください。
ジョブ情報ウィンドウが表示され、ジョブに関する基本情報を確認できます。この画面からは、ジョブに対する微調整も可能です。さらに細かい調整をしたい場合は、LayoutまたはEditorから行ってください。
ジョブ情報ページ
ジョブ情報画面には、名前、参照プロファイル、使用したメディア、モード、バリアントや部数といった情報が記載されています。印刷部数は変更可能です。
メッセージボックスにはジョブに関する細かい情報が載っています。例えば、スポットカラーがどのように処理されたのか、また、どのカラー定義ソースから取得されたのかについて表示されます。
プレビューでは、ジョブがすでに RIP されている場合は実際の RIP 済み出力、ジョブがまだ RIP されていない場合はドキュメントのサムネイルです。RIP 済み出力が表示されている場合は、ページインジケーターを使用して出力ページをめくることができます。
プリントモードページ
プリントモードページでは、選択されたメディア、モードやバリアントや、ドライバー設定が表示されます。このページでは、温度や張力などの変更可能なドライバー設定(淡色表示されていない、色の出力結果を変更しないオプション)を編集できます。また、違うメディア、モード、またはバリアントに変更することもできます。これはもちろん出力に大きな影響を与える可能性がありますが、ジョブを時間内に印刷するためにより高速な印刷モードが必要な場合に役立ちます。
レイアウトページ
レイアウトページは、ジョブの基本的なレイアウトが表示され、ファイルが出力されるページにおける位置を確認できます。このページでは、レイアウトの簡単な変更が可能です。例えば、時計回りや反時計回りに画像を回転したり、左揃え、中央揃え、右揃えに位置を調整したりできます。ここでのレイアウト変更は、Layoutに戻らずにジョブを実際に使用されるメディアサイズにマッチさせることができますが、Fotobaなどのマークが使用されている場合だと、回転ツールによってレイアウトが壊れる可能性があります。
補正ページ
補正ページでは、全体的なカラー編集を行うことができます。シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのバーは、指定されたパーセンテージで線形化曲線を増加させるため、カラーマネジメント後に適用されます。
明度バーは、参照カラースペースからプリンターカラースペースへの変換に適用され、中間トーンの CIELab-L に指定されたパーセンテージを適用します。このような補正を行うと、通常、新しい MX4 プロファイルを計算する必要があるため、ジョブの開始に時間がかかります。
「プリントジョブ」ページには、印刷 (スプール) の統計情報が表示され、印刷中にエラーが発生した場合はその詳細が記載されます。