Calibrator
Epson EMX
What: Epson EMXプロファイルは様々なメディア&モードの組み合わせと設定を内包しています。EMXファイルは、Epson Edge Dashboardからダウンロードできます。セットアップを完了すると、Epsonが提供するEMXプロファイルを利用できます。Calibratorにインポートすれば、PrintFactoryで使用できるようになり、PrintFactoryのVISUプロファイルに変換することも可能です。 How: 1. 先ずはEpson Edge ...
Calibrator‐PMMの品質設定
What? PMMを選択した状態で、右のウィンドウの下に、「品質」というオプションがあります。この品質というのは、キャリブレーションの品質に直接関係するものではなく、正しくはこのPMMを使って行われたRIP処理の品質を意味しています。 品質には三つオプションがあります。 標準(デフォルト) ...
クラウド認証
デフォルトでは、認証ストリップの横にQRコードが印刷されます。 この機能により: リモートでのジョブ認証 認証結果をオンラインで共有 QRコードで認証結果を引き出す RIPから削除されたジョブの認証 方法 Layout -> 画像マーク -> ラベル‐メディアウェッジを選択し、ファイルをRIPに送信します。 Calibratorを開き→ツール→「ジョブの認証」をクリックし、スキャナーでバーコードのスキャン 「適用」を選択し、チャートを測定します。 認証結果の共有 ...
ICCプロファイルバリアント
ICC形式のプリンタープロファイル(PMM)では、デフォルトとして2種類のバリアントが作成されます: Colorimetric:標準カラースペースからプリンタのカラースペースへの相対的色変換。色域外の色はすべてクリップされます(ディテールが失われる)が、その代わり、色域内の色はそのまま変換されるため、精度が高い。 ...
プロファイルのインポート・エクスポート
プロファイルのインポート 手順: Calibratorを開き、インポートアイコンをクリックします。 ファインダーからインポートしたいプロファイルを選択。 [開く] をクリック 注意: インポートするプロファイルは、一致するドライバーが RIP に追加されている場合にのみロードされます。 関連データを含むインポートまとめが表示されます。 これで、Calibratorでプロファイルを使用することができます。 プロファイルのエクスポート 手順: ...
ドットゲイン修正曲線
ドットゲイン補正について ドットゲイン補正は 2 つの用途に使用できます: イメージセッターまたはプレートセッターRIPのドットゲインカーブを補正する 視覚的な色調整を行う ドットゲイン補正カーブはICCプロファイルに保存されます。 ドットゲインカーブの編集方法 1. Calibrator を開きます 2. ドットゲイン補正:編集したいプロファイルを選択してクリックします 3. インクチャンネルを選択し、以下のいずれかの操作を行います: それぞれのカーブを選択し、希望の位置までドラッグします。 ...
スポットカラー
PrintFactoryの特筆すべき機能の一つとして、正確なスポットカラー処理があります。デジタル印刷では、Pantone™、DIC、HKSなどのスポットカラーを直接印刷できることはほぼ不可能で、ほとんどの場合、それぞれの印刷システムのプロセスカラーで再現する必要があります。 PrintFactoryを使用すると、スポットカラーを正確なプロセスカラーに変換できます。 ...
スポットカラー調整
特別なニーズに合わせるため、そして視覚的に色を近づかせるために、PrintFactoryではスポットカラーを手動で調整することが可能です。具体的には、目標のスポットカラーの色々なバリエーションから構成されるカラーチャートを使って調整していきます。チャートを印刷した後、求めている色に一番適合するパッチを選びます。 スポットカラー調整チャートをCalibratorで印刷します。 スポットカラーを調整する方法 1. スポットカラーの一覧から調整したい色を選択し、調整ボタンをクリックします。 2. ...
ライトインクのコントロール
ライトインクのコントロールツールは、ライトとダークインク間のインク分割を自在にカスタマイズできます。さらに、ICC形式のプロファイルに対し、全体のインク消費量に制限をかけることも可能です。 2種類のオプションがあります: オーバーインクの制限 制限開始‐ライトインクの使用量を増やし、ダークインクの制限を減らす 制限終了‐チャンネルごとの全体インク使用量の最大レベルを制限する ライトインクとダークインクの調整 ダーク開始 - ダークインクが適用されはじめるパーセンテージ ライト最大 - ...
名前付きスポットカラーのセットアップと調整
スポットカラーに名前を付ける ステップ: Calibratorを開き、モードを選択し、スポットカラーをクリックします。 下の+ボタンをクリックし、スポットカラーを追加してください。 「スポットカラーの追加」ウィンドウ スポットカラーを追加するには、三つの方法があります。 CIELabとCMYK、または分光光度計で手元にある色を測定します。 画像内のスポットカラーと正確に一致するように追加したカラーに名前を付ける。(大文字、小文字も完全に一致するようにしてください) ...
プロファイルの再キャリブレーション
再キャリブレーションによって、時間の経過とともに出力結果に変化が生じたプリンターを元の状態に戻すことが できます。変化が起こる理由は以下のようなものが考えられる: 印刷環境の変化 プリントヘッドの劣化 メディアの品質の違い 再キャリブレーションでプロファイルを以前の「Golden State」(黄金状態)に戻します。 再キャリブレーションを行うタイミング 以下の場合、再キャリブレーションを行うことをお勧めします: 印刷で色の変化に気づいた時 出力結果がISO標準から大きくズレている ...
純粋な線形ファイルを印刷する
このプロセスにより、互換性のあるファイルをプロファイルの線形設定から出力できます。 これはCalibratorから処理されます。 プリンターを選択 モードを選択 印刷ボタンをクリック ファインダーウィンドウを起動して必要なファイルを選択します(印刷するファイルのメディアがPMMのメディアと一致する必要があります)。その後、ファイルはRIP処理され、デバイスで出力できるようになります。
Calibrator画面アイコン
メイン画面 アイコン スポットカラー
光適応ツール(Lat)
VISUプロファイルを照明環境に合わせて調節できます。この機能によって、様々な照明下でニュートラルなグレーを再現できるようになります。 明順応の調節 Calibratorを開き、PMMを選びます。 明順応ツールをクリックします。 バリアントや、入力プロファイルにする参照プロファイルを選択します。 次のステップへ進みます。 デフォルトとして、A PrintFactory Grey Adjustment chart V1が使用されていますが、ご自身でファイルをアップロードするのも可能です。 ...
反応性インクフィルター
テキスタイルに付着した反応性インクを測定する時、測色計にとって検出するのが難しい視覚的な効果があります。このような問題を回避するには、測定時にReactive Filter(R0)を使う必要があります。 反応性インキフィルター(R0)は、測色計で検出した色が人間の目で見えた色にマッピングされるように測定値を補正します。 R0フィルタはCalibratorの環境設定にあります。「環境設定」の「分光光度計」タブで、「Condition」設定から「R0」を選択します。 ...
V6.4‐GMG MXをVISUへアップグレード
最新のOSと技術を完全にサポートするために、V6.4.0以降、GMG MXはVISUにアップグレードできるようになりました。 MXと同様、VISUもこの業界用に特別に構築され、同じコンセプトのため、この変換には完全な機能と安定性が保証されています。 新しいPMM 新しいPMMはVISUで作成されます。VISUのキャリブレーションウィザードは、MXウィザードと非常によく似ており、両方とも3つのメインステップで構成されています:線形化、TAC(Total amount of ...
インク消費量の計算
PMMに記入した最大液滴サイズに基づいて、ジョブごとのインク消費量を計算できます。さらに、Cloudでインクの単価を追加することによって、ジョブ情報でジョブごとの消費金額を確認できるようになります。 必要なステップは2つだけです: 1. PMMでインク消費量を定義する Calibratorを開き、PMMのモードを選択します。 モードのプレビューウィンドウにある、インク推定構成オプションをクリックします。未記入であれば、プリントヘッドの最大液滴サイズを入力し、セーブしてください。 ...
別のプリンターをシミュレート
古いプリンターを取り替えた後、新しいプリンターで今までの出力結果を維持したい時に、プリンターのシミュレーション機能を使うことができます。特にスポットカラーの再現に有効ですが、古いプリンターの色域が新しいプリンターと大きな違いがある場合、スポットカラーの再現性も大きく変わる可能性があります(例えば、新しいプリンターの色域は古いプリンターより大きい)。 先ずは、新しいプリンタの機種と印刷モードを入力する必要があります。印刷モードを右クリックし、「プリンタのシミュレーション」を選択します。 ...
マルチカラーの起点
マルチカラースタートは、マルチチャンネルカラーのエントリーポイントを定義するオプションです。マルチチャンネルの色が始まるニュートラル軸からの距離である。 典型的な使用例としては、グレーの背景からバイオレットを省いたり、肌色からオレンジを省いたりすることが挙げられます。 Where PMMのバリアントプロパティにあります。 使い方 デフォルトでは、マルチカラーの起点は「自動」に設定されており、マルチカラーが色の組み合わせに参加するポイントをエンジンの判断に委ねることを意味します。 ...
PMMキャリブレーションレポート
Calibratorでは、PMMごとのキャリブレーション履歴を記録しており、.csv形式のレポートをダウンロードできます。 PMMごとのログは、再キャリブレーションの間隔、繰り返し回数、印刷物、平均ΔE、最大ΔE、再キャリブレーションの場所やデバイスが記録されています。 レポートには、組織のもとに作成されたPMMをすべて含み、違う場所やライセンス上にあっても記録されます。 注意点:V6.5.0から利用可能です。 場所:Calibrator→ツール→キャリブレーションレポート
スポットカラー認証
V6.5.1から、スポットカラーはを認証することができます。スポットカラー認証をサポートするISO 12647-7ストリップの一部として、またはスポットカラーのみでも対応可能です。 How プルーフでスポットカラーを認証する場合、考慮すべきことがいくつかあります: Calibrator: PMMのスポットカラー設定にある「高解像度グラデーション」オプションを確認する必要があります。古いPMMはデフォルトでオフになっていますが、新しいPMMはデフォルトでオンになっているのでご注意ください。 ...
PMMウィザード‐平均とスムージング
PMMの作成プロセスにおいて、測定に対し、「平均」や「スムージング」というオプションを設定することができます。 これらは測定の困難なメディアのために用意した機能で、例えば、エンボス加工を施した生地や、ボイルのような透かし織りの生地を測定する際に有効です。 「平均」で入力された数は、同じパッチを何回測定するのかという意味で、その平均値を取って測定結果を計算しています。 ...
ChromaCheckerとの統合
V6.6.5以降、ChromaCheckerとの統合により、ジョブ認証結果の表示、比較、分析が可能になりました。 CalibratorのPreferencesからChromaCheckerにログインできます。 How ステップは2つ: A. ジョブプロセスの認証 B. ChromaCheckerで認証データを使用する A. ジョブの認証 1. Layout: 画像マークウィンドウ→「ChromaChecker」ラベルを選択します。 2. RIPに送信します。 3. Calibrator: ...
スポットカラー環境設定
スポットカラーの生成は、Calibratorの右下にあります。この設定は、スポットカラーの計算方法を決定する上で重要な役割を果たしています。各設定を詳しく説明していきますと: ブラック開始:この設定により、K(黒)値が指定されたパーセンテージ以下のすべてのスポットカラーから、黒を0に変えます。仮に20%に設定した場合、20%以下K値を持つもののK値はすべて0になります。 ...
Calibrator:FMおよびED
FMおよびEDスクリーニングに関する一般的な知識です FMスクリーン FMスクリーンでは、格子状にドットを配置し、連続階調の画像を再現しています。一方で、従来のAMスクリーンでは、ドットの大きさを変えるのではなく、異なる数の小さなドットを配置することによってトーンの密度を変化させています。 ...
スポットカラー調整チャートをまとめる
複数のスポットカラー調整チャートを一つのジョブにまとめることができます。 Calibrator→スポットカラー→調整 この機能はV6.7.0以降利用可能です。 チャートをまとめる方法 キャリブレーター: 1. PMMのモードからスポットカラーを選択します 2. 複数のスポットカラーを選択し、調整をクリックします 3. スポットカラー項目にプルダウンメニューを選択できるようになります 4. スポットカラーを個別に設定します 5. 印刷 => ...
ドットカーブ:グラフの説明
ここでは、ドットカーブのグラフを説明します。 プレビューチャート 一番上のチャートはピクセル単位のドットの分布、特に小、中、大間のドットの遷移とインターリーブが反映されています。これは、下のチャートが示すデータの変化を直観的に表現したものです。 右上のプレビュー画面は、左のメインプレビュー画面の特定のエリアを拡大したスナップショットです。 ドットの分布グラフ ドットの分布グラフ まず、チャートの読み方を説明し、それによって数値の変化を理解できるようになります。 まずは一番下のグラフから: ...
ドットカーブ:ドットの分布を変更
ドットサイズごとののカーブを動かすことで、ドットの分布を変更することできます。 それぞれのサイズに対応するドットカーブをドラッグすれば、分布を好きなように調整可能 例えば、あるドットサイズの使用を禁止したい時、或いはあるサイズを使用し始めるタイミングを変えたいといった時に、それに対応するカーブを適切な位置にドラッグすれば調整できます。 下の例では、大ドットのみが使用されています。 最大値 このDot%はPMM作成のインク設定の中にあります。 ...
スポットカラーライブラリのインポートとエクスポート
PMMからスポットカラーライブラリをエクスポートしたい理由があります。同じスポットカラーを他のPMMでも使用したい場合、またはグローバルスポットライブラリとして公開するためにエクスポートしたい場合です。 スポットカラーライブラリをエクスポートするには 1. PMMの下にあるCalibratorで、スポットカラータブを展開し、エクスポートをクリックします。 2. エクスポートするスポットカラーライブラリの名前と保存先を指定します。このライブラリをすべての PMM ...
PMMを非表示にする
目的 CalibratorのPMM非表示機能は、Editor、Layout、RIPキュー、Workflowに表示されるPMMのリストを減らすために使用します。 PMMは、Calibratorでは表示されたままであり、表示をオンに戻すことができます。 使用例:HP Latexシリーズ、Epson EMXプロファイルのようなPMMを自動同期する機能を持つプリンターの場合:プロファイルのリストを、製造で頻繫に使用されているものに減らします。 V6.7.0から使用可能です。 使用方法 ...
未完成のPMMの保存
バージョン6.7.0以降、PMMウィザードの保存機能が強化され、より柔軟で便利になりました。PMM作成プロセスが終了する前に保存する必要性を認識し、ユーザーが作業中のプロセスをローカルに直接保存できる機能を導入しました。この改善により、進捗を失うことなく、どの段階でもシームレスに作業を一時停止、再開できるようになりました。 左下の保存ボタンをクリックしてください: これで保存ダイアログが開き、PMM をローカルに保存することができます。 未完成の PMM ...